2006年03月04日

北米紀行13

ロス入り(’03年10月14日(火))


 今日はロス入りの日。昨夜B氏は、USエアウェイズのチェックインはすごく混むので、九時四五分発のフライトであれば七時半にはホテルを出ないといけないと言っていた。七時にチェックアウトしタクシーを待とうとすると、空港行きはシェアタクシーに乗れと言われた。どうも相乗りせよとのことのようである。ほかの二人と相乗りして空港に行く。他の二人は先に別のターミナルで降りた。最後に自分が降りたのだが、10$でよいと運ちゃんに言われて支払う。領収書をくれというと、32$の領収書をくれた。得した気分。朝からついているぞと思った、がそれは大きな間違いであった。

 タクシーを降りると建物の外の歩道に「curbバッケージ」と書いた看板がありみんな並んでいる。どうやらここで荷物にタグをつけるようだ。チェックインしてからタグをつけるのか、チェックイン前につけるのか判らないので、その辺りにいた黒人の係りに聞く。が、速すぎて判らない。もたもたしていると、バックを持って中のチェックインカウンターに案内され、チェックイン終了。やっぱり今日はついている。ラッキー。
 が、バックをX線に通していると、「おまえの荷物か?ちょっと来い」的なことばを受け、別のところで念入りに調べられた。隣では、北欧系の老婦人が調べられていて、泣きそうな顔をしている。と、次に東洋系のビジネスマン風な男性も来て調べられている。どう見ても外人のみを調べている感じで不愉快。
 そこまではまあいいとして、バックのチェックがやっと終わって人間用のセキュリティゲートに並んでいると、ごっつい体格をした警備員がよってきてチケットを見て「おまえは“S”だからここではダメだ。あちらに行け」と怒鳴られる。訳が分からず、聞き返そうとしたら、数人の警備員がやってきて取り囲まれる。仕方なく、彼らについて別室に行く。念入りなボディチェックを受けたあとやっと解放されるが、靴をとられたまま返してくれない。やっとのこと返してもらって、無罪放免。チケットに書かれた「S」は何だったのだろうと、チケットを見ると、席も「B席」。早めに行ったのに中席。最悪である。

 飛行機に乗り込む。エアバスA321だ。席は予想通り中席。しかも両サイドを同年代の屈強な男性二人に囲まれている。「S」は、怪しい人物で、暴れたらすぐに取り押さえられるようにするための印なのだろうか。超いやな気分である。
 怒り心頭で座っていると、アテンダントが「パーチェス、なんじゃら?」と聞いてきた。頭がパニクっていたこともあって、基本的な単語もど忘れしたようだ。仕方ないので「パーチェス?」と聞き返すと、両サイドの男性からステレオで「バイ」と返ってきた。恥ずかしいし、気分わるー。
 その上、ドリンクサービスの時、受け取り損ねて隣の男性の上に、ジュースをこぼしてしまい、平謝り。よく考えれば、おまえのでかい図体がじゃまで受け取れなかっただけじゃないか。この一件で完全に落ち込んでしまう。ピッツバーグになんか二度と着てやらないぞと固く心に誓う。でも、グランドキャニオンが見えるとの放送があったときに窓側の人が席を替わってくれたので、よく見ることができ、少し気を取り直す。
 5時間の長いフライト終わりロスアンジェラス国際空港LAXに到着する。出口で約束していたY氏がサインボードを持って待っていてくれる。日本語のボードを探していたが、当然ローマ字で書いてあったので少し迷ってしまった。

 高級リムジンでおきまりの観光をする。北米最大のヨットハーバーであるマリナデルレイ、野中兼山もびっくりの超大型の掘込み港湾だ。マッチョマンの多いベニスビーチ、ロスの湘南サンタモニカ。昼食はここのオーシャンアベニューシーフードで摂る。その後、ビバリーヒルズ、ロデオドライブ、ハリウッド等々である。これらをリムジンの日本人ドライバーB氏の案内で回る。彼は、工藤由紀や矢沢栄吉なども御用達の有名ドライバーらしい。夜はホテルニューオータニで寿司を食べる。食材はアメリカ産かもしれないがおいしかった。 

 このホテルでも、部屋のセキュリティボックスが開かなかったり、トイレの水があふれたりトラブルが多いし、そういうときに限って日系ホテルにもかかわらず日本人スタッフがいない。時差があって活動時間が長いこともあって超疲れた。
 どうやら、ピッツバーグまわりの前後一日は鬼門のようである。明日は、厄払いができていることを期待して寝る。

posted by ミスタースージー at 20:53| Comment(0) | 700年遅れの西方見聞録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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