2005年07月30日

北米紀行4

バンクーバー一人歩き(’03年10月5日(日))


 朝早く目が覚める。やっと体調ももどり腹も空いてきた感じがする。早速一階に下りて、ホテルで朝飯とでも行こうかと思ったが、朝から二〇$近くも掛けるのはもったいないなアとか思いつつレストラン前でメニューをみていると、同じエレベーターに乗っていた白人男性も同じように躊躇している。何か、人間同じなんだなあと妙に納得したが、そいつの前でついカッコつけて入ってしまう。
 大学生のバイトのような若い女の子がメニューを持ってきてくれ、コーヒーを入れてくれた。せっかくだから日本で言うところのバイキング、こちらでは「バッフェ」と言うらしいが、食べ放題のものにする。となりでは、同じ頃に入ってきた三人組が注文もせず二〇分くらいはなしている。こいつらただでコーヒーだけ飲みにきたのかと思っていたら、三〇分くらいたってから注文をしていた。夕食に時間を掛けるのは聞いていたが、朝飯前にこんなにだべるとは思っていなかった。これでは「朝飯前」という表現の意味も変わってくるくらいだ。
 腹一杯になったところで、先ほどフロントでとってきた観光案内を広げて今日行くところを物色していると、先ほどのウエイトレスが、中腰になって、顔を近づけてなにやらはなしてきた。どうも、おすすめのスポットがあるらしい。聞くと水族館だという。水族館には興味はないが、至近距離での会話だったこともあり、彼女の息づかいが気になって、少しドキドキ。
 日本からきたというと、昨年日本に行ったという。札幌と苫小牧に行ったが四国と言うところは知らないと言われた。カナダ人からみた日本の印象を知りたかったが、そこまでの会話力はない。残念。でも朝から可愛い娘と話ができたので気分がいいのでチップをはずむ。一人の食事も悪くない。


 

 少女趣味の水族館には興味がわかないので、ダウンタウンをうろつくことにする。スカイトレインとかいう乗り物に乗ろうと駅を探すがわからずじまい。名前とパンフレットの写真から地上を走る乗り物と思っていたら、ダウンタウン内は地下を走っているらしいことが後でわかる。結局、徒歩で最初の目的地ギャスタウンというところまで行く。そこは、バンクーバー発祥の地らしい。名物の蒸気時計があって一五分ごとに蒸気で音を出すらしく、観光客が集まっている。ちょうど前にスターバックスがあったので、そこでコーヒーを飲みながら待つ。三$のコーヒー代を払ってみる価値はあるが、わざわざ日本からの飛行機代を払ってまでみる価値はない。その程度のものであった。


 街を歩いているとやたら、映画会社のトラックが止まっている。また、シートを掛けたパトカーやタクシーの壊れたのを止めている。どうやら映画の撮影用らしい。と思ってたら美術館の前で、黒山の人だかりがあって、みているとなにやらアクション映画の撮影を行っていた。途中、観客のが、俳優らしき人の名前を呼んでいたので、有名人かもしれない。
ついでに美術館でエミリー・カーの常設展をみる。エミリー・カーと言えばトーテムポールの絵しか浮かばないが、晩年はなにやらゴッホのようなタッチの絵を描いている。たぶん精神に異常をきたしたのではないだろうか。しかし、有名な画家の絵をその土地でみるというのは、やはり感動する。


 次にカナダプレイスとかいう、何とか博覧会の跡にいく。ここは大きなコンベンションセンターになっていて、当日はベビーフェアということでやたら、赤ちゃん連れが多かった。ここに行く途中、あまり人気のない通りで、後ろからドタドタと早足で誰かが迫ってくる。グッとカバンを持つ手に力が入った瞬間、追い越され際に、「わっ、TOM」と声を掛けられた。これも若い女性であったが、自分はトムではないぞと一瞬思いかけたとき、「what time?」と言われたことにはたと気がついた。びっくりしたが、ラテン系の濃い顔をした可愛い娘だったので教えてあげた。


 そのあと、ルックアットとか言うくさい名前の展望台に行く。ビルの屋上にあるので遠くからは場所がわかるのだが近くに来るとわからない。結局ふつうのオフィスビルでしかも展望台へのエレベータの入り口が地下フロアにあるというわかりにくいところにあり、何度もうろうろする。切符を買うとなにやら係りの人がいっている。よくわからなかったが、夜8時まで開いていてそれまでこの切符で何度でも入れるということらしい。
 展望台に上るとバンクーバーの街が一望できる。中国人っぽい女性が写真を撮ってくれと言って、カメラを渡された。一眼レフの高級デジカメでびっくり。黙って撮ろうとすると、逆に「レディ?」と聞いてきたので、「はいチーズ」と言ったら通じた。
 昼食は、ハンバーガー屋で食べる。日本と違い、ばかでかい。込んでいたので、女性の親子連れが、日本と同じように「いいですか」みたいな感じで挨拶をして相席してきた。その後も二人でフランス語らしき言葉で話していたので、さっぱりわからず。
 その後も、街をあちこちうろうろしていると、トランクスとTシャツ一枚しか着ていない浮浪者を発見。たぶんもうすぐ凍死するのだろう、かわいそう。また、信号一つ渡るだけでやばそうな通りになるところもあり、やはりバンクーバーは西海岸でなので、変な人間も南から上がってくるのか。

 
 会社から持ってきたモバイルでワードを立ち上げるとエラーがでる。使えなくはないが、いやな予感。インターネットに接続しようとしても全く言うことを聞かない。昨日はうまくいったのに、おかしい。メールをチェックしたいので、フロントに行ってビジネスセンターの利用方法を聞く。幸い日本語がわかる係りだったので助かる。こちらに来て初めての日本語でほっとする。ここのビジネスセンターは良心的で利用料はただだった。FAXとかコピーを使ってもわからないのでそれらもただなのだろうか。
 その後、ホテルで夕食を食って、明日のモントリオール移動に備え、荷物のパッキングと飛行機等のスケジュールを確認し、寝る。昼間、外で活動したおかげで時差ぼけはすっかり回復している。

posted by ミスタースージー at 20:59| Comment(0) | 700年遅れの西方見聞録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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