2005年08月27日

北米紀行5

モントリオールへ(’03年10月6日(月))
                  (EDT:東部夏時間、日本時間より13H遅れ、WDTより3H進み))



 さて、今日からが出張本番だ。初めての外国の国内線。手続き等わからないので早めに空港に入りたい。古そうなホテルなのでチェックアウトの計算に時間が掛かるかと思ったが、さすがにオンライン化されていてすぐできた。今、朝の7時、順調な滑り出しだ。
 10分くらいホテルまえでバスを待っているとベルボーイが来て次のバスは7時40分だと言う。自分の持っている時刻表には7時10分があるのに、聞くとそれはここには止まらないと言われた。そんなことだったらビデオ代を交渉するんだったと後悔。と言うのも昨夜10分くらいビデオを見たところで止まってしまい。その後見れなかったのに請求書には入っていた。これを、慣れない英語で文句を言っているとバスに間に合わないと思い断念したのに、もったいないことをした。まあ、見たビデオがあの種のビデオなのでたとえ日本語でも言いづらいのであきらめる。


 

 7時40分まで時間があるのでロビーのソファーで待っていると10分前にベルボーイが呼びに来てくれた。このあたりはさすがにきちんとしたホテルなのだろう。ついでに写真を撮ってもらったが、チップを渡さなかった。よかったのかなと後になって思う。
 5分ほど外で待つ。隣でアメリカ人らしき老婦人が待っている。夫婦かと思ったがバスに乗っても一人だったので、未亡人の一人旅なのだろう。バスの中でもしきりに運転手に話しかけている。運転手もコーヒーを飲みながら気軽に受け答えしている。このあたりはやはり日本とは違う雰囲気である。
 バスは来た時のルートの続きを走って行くので、一昨日と今日とでちょっとしたダウンタウン一周ツアーだ。空港では国際線と国内線とでは、バス乗り場も違っていたので、国内線の方で降りるように運ちゃんのアナウンスと空港の看板に集中する。まず国際線についたときには「US」と放送。国内線は「カナダ。終点」とか言っていた。今日はチップをあげないように、荷物も自分で下ろしす。やはりみてると日本人女性二人組以外はチップは渡していない様子。エアカナダのカウンターを探すぞと気合いを入れて入ると、ほとんど全部がエアカナダのそれ。日本におけるANA以上の感じ。独占禁止法とかないのだろうかと心配してしまうほどである。


 きょうの切符もビジネスクラスなのでイグゼクティブカウンターでチェックイン。英語が話せないというと非常に丁寧に対応してくれた。窓側か通路側かを聞くときには、ものまね伝言ゲームの様に四角い窓枠のジェスチャーまでしてくれた。自分のジェスチャーが通じたのが気分いいのか、最後に「ユーアージャパニーズナイスガイ」と言ってくれた。
以上のようにあっけなくチェックイン終了。朝飯をさがすが、こちらは、何でも量さえあればよいと言う感じがある。ひょっとしてサンドイッチはそうではないかもしれないと思い、探す。菓子パンやドーナッツみたいなものはあるがサンドイッチなかなかない。やっと見つけて食べたが、やっぱりボリューム第一主義、おまけにガムのように歯ごたえのある耳までついている。耳まで柔らかい山崎パンはこちらでは売っていない。
 セキュリティチェックのところに行くと、よくわからなかったが、とにかくあちらのカウンターに行けと言われる。行くとインプルーブメントフィーのカウンターだった。お寺の寄進の様なものだろう。仕方ないので10$払う。ここではチェックも厳しくなく、ポケットからコインを出し忘れていたがブザーも鳴らず、パソコンのチェックもなかった。
 時差の関係もあるし、フライト時間も結構長いため、ホテルにつくのが夜の8時頃になりそうなので、一大決心をしてホテルに予約をキープしておいてもらうように電話する。初の外国での電話だったが、どうにか趣旨が伝わったようだで、予約もクレジットカードでしているので問題ないと言われたので安心。あとから考えると、舞い上がっていて「今日本からですが」と言った気がする。あとで人に聞くとホテルは遅くなってもまず勝手にキャンセルされることはないと言われた。
 イグゼクティブ用のラウンジを探すが見つからない。国内線にはないのかもしれない。仕方ないので搭乗口近くのベンチで搭乗のアナウンスを待つ。しばらくして英語で搭乗開始のアナウンス、そのあとフランス語。その後日本語、は当然ない。が、イグゼクテブなので、最初の方に搭乗。機体はA320だ。


 今日は窓側なので、カナディアンロッキーとか見えると良いなと景色に期待。隣はフランス人っぽい感じの女性。難しそうな書類を読んでいる。単語を盗み見し、辞書で調べると医学用語であった。どうやら医者らしい。みていた書類は英語だったが、その後呼んでいた雑誌はフランス語。どうしてそんなに簡単に両方使えるのだろう、不思議。
 離陸は、やはりスムース。ゆっくしと加速を始め、長めの滑走の後浅い角度でゆっくりまっすぐ上昇。高松空港のようなブレーキをかけたままエンジンを吹かし、ターボがきいてきた頃にブレーキをリリース。シートバックに背中を押しつけられ離陸後も失速しそうなくらいの急角度で上昇し、即急旋回といった感じの離陸とは大違い、ゆったりしている。
 バンクーバーの町並が見える。緑が多いきれいな街である。しばらくして険しい山並みが直下に見えてきた。頂に雪をかぶったひときわ高い山も見える。たぶんこのあたりがカナディアンロッキーか。山並みを彫刻刀でえぐった様な丸い谷が走っている。これは氷河のあとだろう。しばらくすると、四角く区切った水田のような感じのものが見えてきた。何かはわからないが、飛行高度からしてえらく大きな区切りのようである。そのあとウニペグ湖まではっきり見えて感激。
 飛行機の中は、すべてフランス語優先。英語はついでに言っていると言う感じ。否が応でもケベック州に向かっていると言う実感が湧いてくる。アテンダントの対応も自分の回りでは、英語で行っているのは自分と、ヒッピー風なアメリカ人に対してだけである。
 昼食を、ビーフすきやきにするか、サーモンなんじゃらにするか聞いてきた。すきやきは日本語がそのまま通じるようだ。坂本九に感謝しつつも、サーモンなんじゃらをたのむ。でてきたものを食べると、魚の卵をフライしたもので、何かはわからないが非常に美味。満足して食べ終えたところにスチュワーデスがきて、皿に載せていたナイフをテーブルに置けと言う。下げるのに危ないからかなと思っていると、どでかいサーモンのムニエルがでてきてびっくり。先ほどのは前菜で、ナイフはまだ使うので置けと言うことだったのかとやっと理解。でも調子に乗って、ワインを飲み過ぎているので、半分しか食べられず。しかも、酔いと満腹で、そのまま寝てしまい、気がつくと回りの人のコーヒーを下げているところだった。デザートも何がでたのかも知らず残念。ゥヲーラー(水)を頼んで飲む。起きていたら五大湖も見えたのかなあかと思うと少し残念。


 そうこうしているうちにモントリオールに到着。旋回しての着陸だったので、町並みが見えた。ここもきれいな街のようである。家もゆったりしている。翌日ダウンタウンのホテルの近くで見た建設中の分譲マンションの看板に、11万CA$と書いてあったことからも、こちらは地価がやすいのだろう。そういえば夜12時頃中古住宅の売り物件の情報を延々と流している番組もあったが、30万$出せば超豪華そうな物件ばかりであった。
 空港に降りたのだが、バッッゲージクレームの場所がわからない。どこにも案内がなく、先に降りた人も右に行ったり左に行ったり。しばらくして右に行った人が帰ってきたので、一緒に左に行く。しばらく歩くと案内があったが、不親切である。ただしエグゼクティブはプライオリティタグが付いていて、優先的にでてくる。ここでも、バッゲージを受け取ったあと、何のチェックもなく外にでれてしまう。バッゲージクレームから搭乗口に向いてはガードマンがいて入れないようになっているが、出口側は何のチェックもない。この後の空港もすべてそうであったが、バッゲージクレームは、空港の外側との扱いのようである。これでは荷物の盗難が心配な気がするが、どことも同じシステムでると言うことはあまりそのような問題は発生していないのかもしれない。
 もう暗くなりかけているので、バスは心許ないのでタクシーにすることとして、タクシー乗り場に行く。長い行列であるが次から次にタクシーが来ている。料金もダウンタウンまで、固定料金28$と書いているので安心。一応運ちゃんに聞いてみることにしたが、ウィドンノァ とかなんとか言われてびっくり。きちんとした乗り場で乗ったので間違いないとは思うが、黒人だし少し落ち着かない。車は高級車の様でシートはファブリックでガタツキ音一つしない。車種名がわからず残念。日本車ではない。デルタセンターホテルに無事到着、一安心。英語で28$と言われたが、訛りが強いのか、よく聞き取れない。どうやら英語があまりできず、フランス語しかわからないのかもしれない。途中、携帯でもフランス語で話していた。


 

 Kさんとは今夜このホテルで待ち合わせと言うことになっているが、詳細打ち合わせていないので、たぶんメッセージがあると思い、フロントでチェックインしてメッセージがあるかと聞くとやはりあった。「会議の委員との打ち合わせのため外出中、帰ってから電話する」とのこと。やはり博士にアテンドしてもらうのはやりにくい。
 チェックインは、ラストネーム、ファーストネームを聴かれただけで、コンファメイションNoは聞かれなかった。「パーフェクト」とか言われてお終い。キーはここでもカードキー。バンクーバーでは「2枚いるか、1枚でよいか」聞かれたが、ここでは、最初からカードキーを2枚くれた。
 また、この「パーフェクト」という言葉は、以降いろんな場面で出くわした。ふつうによアメリカ人がよく使う言葉か、こちらが日本人で、どうにかうまくいった時に使うのかは最後までわからなかった。それと、ネイティブなので当たり前かもしれないが、名前のアルファベットと言うとき、「Matsuki」の7文字位であれば一気にわかってしまう。日本で言うように途中で一呼吸置くと、あれっと言う感じで、こちらを見る。そういえば数字もやたら速く言うのでこちらは聞き取るのに苦労する。やたらめったら早い。こちらは数字くらいは聞けるだろうとたかをくくっているととんでもないことになる。 あと、名前を聞くときに、必ずラストネームから聞く。記入するのもラストネームから先に記入するものが多い。日本流と同じだが、以前からそうだったのだろうか。
 ここでは、ベルボーイが荷物を部屋まで運んでくれた。というか、少ない荷物のものに着いてきてちゃっかりチップをせしめたという感じであった。部屋までいく間にベルボーイに「英語ができなくて苦労した」と言うと「そんな風ではないですよ。」と言われた。部屋のキーを差し込んでもドアのところの緑のLEDがつかないのでてっきりキーがおかしいのかとベルボーイが係りの人を呼んできたが、単なるランプ切れで、キーは正常だった。この間約5分。疲れているのに、損をした感じ。
 やっと、部屋に入って一休みするが、結構広くて快適そうでよかった。webでは220CA$の部屋を申し込んでいたのに、よく見ると190$の部屋だったが、これだけ広ければやすい方が良い。クレームを付けてまで高い部屋に変わることはない。と納得。
 9時頃、おなかも空いてきたので、外にでてみる。治安も悪くなさそうであるが、オフィス街のようで、食べ物屋は全く見あたらず、一回りして帰って、ルームサービスを頼む。今日からは出張旅費が付くので少しくらいは贅沢してもいいだろう。30分位かかるといわれたが20分程度で持ってきた。食べようとすると、KさんからTELがあり、ホテルに帰ってきたので、今からいきたいので部屋番号を教えてくれと言ってきた。セキュリティ上、ホテル側は部屋番号は教えないのだろう。2日間日本語から遠ざかっていたせいか日本語の洪水のようだ。でも冷静に考えてみると、もともとこの人は日本人の中でもよくしゃべる方だ。
 Kさんが帰ってから、食事を食べる。日本人と会った安心感もあって、さめたのも気にせず食べる。



posted by ミスタースージー at 21:05| Comment(0) | 700年遅れの西方見聞録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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